子供に与えた方がいいものとは?
それは「自由」です
私は、子供の自発的な遊びを大切にして、それを援助する保育を実現して欲しいと思っています。それによって、子供の意欲、すなわち「やる気」が育つからです。自発的な遊びの中に創造性が芽生えるのです。
「自発性」とは、幼児の場合は、自分で遊びを考え、どういう遊びをしたら楽しいかを自分で決め、そして他人に頼らずに遊びを展開していく能力です。
そうした能力をもっている子供は、何をしてもいいよ、といった自由が与えられると、三歳以上であれば、いきいきとした活動を展開します。
子供の「やる気」は「自発性」の発達に伴ってさかんになります。「自発性」の発達にとって、何よりも必要なことは、子供に、「自由」を与えることです。
子供に「自由」を与えるということは、子供のしていることをじっと見つめながら、口出しをしない。手を貸さないことであり、それによって、子供の責任能力を育っているかどうかを見届ける必要があります。
手を貸すことが親切だと思っている親たちが多いのですが、過保護になる可能性があります。
子供のしていることを見つめながら、口を出さない、手を貸さないということを私は「まかせる」という言葉で表現しています。
要はよく見ているけど、口は出さない。これが肝要です。放任とは違います。放任とは子供が何を見ていないのです。要は何をやっているのか、把握していません。
「まかせる」ということは、子供に「責任」を負わせることなのです。子供も、もたもたしながらも、何とか自分でしようとするでしょう。失敗をしながら、それを克服しようとします。こうした経験によって、子供の「自発性」は発達しますし、「責任」の能力も発達するのです。
2026年02月07日 10:04