褒めても効果がないとお嘆きの親御さんへ
まず1点目としては、「軽く・明るく・さりげなく」褒めることです。
親が子供を褒めるというと、大げさだったり、わざとらしかったりするものです。そんな不自然な、褒めの姿勢に、子供たちは「うそ臭い演技」を見抜きます。だから効果がなかったり、ひどい場合は、逆に「うざい」と反発されてしまうわけです。
ですから、この「わざとらしく」なくすために、「軽く・明るく・さりげなく」褒めることが重要なのです。
2点目としては、褒めるというより、心を汲むことです。
具体例をあげますと
褒めるというのは、ここまで文章を読むとは「偉いね」
心を汲むというのは、ここまで文章を読むとは「向上心を大切にしているんだね」
2つは、ニュアンスが違いますよね。
褒めるというのは、対等の関係ではありません。どうしても褒める側が上になります。
しかし、心を汲むというのは対等の関係です。極端な話、目上の人にも使えます。だから、こちらの方が、誰にでも使えるし、なんか偉そうにという感じがしないため、使いやすいんですね。
心を汲むということに、似た感じの表現としては「認める」というのがあります。
こちらの方が、ピンとくる方も多いかもしれません。私は「褒めるのではなく、徹底的に認める」ことが非常に効果的だと思います。
「認めること」は大げさに意識しなくても、いつでも表現出来るポジティブな行為であり、無理がないため、子供にも伝わりやすいのです。
また「褒める」ことに比べると、相手への刺激も少なく、飽きられることも少ないので、子供のやる気や自己肯定感を高めるには最適な言葉です。
ぜひ「すごいね」「さすがだね」「いいね」を口癖にしてください。
押し付けでなく、ふわり、ゆるりと体内に入ってくるものには、人は抵抗しようがないものです。だから誉め言葉が、子供の心の奥にスッと入っていくのです。
ですから、おかしな表現ですが、一生懸命褒めないでください。
褒めようと、頑張らないでください。
親や周囲に「あるがままを認められた子供」は、ますます、みんなに認められようと、楽しい努力を重ねていきます。
結論です。褒める極意とはこの「すごいね」「さすがだね」「いいね」という言葉を「軽く・明るく・さりげなく」そして、ふわり、ゆるりと表現することです。
こうすれば、褒めても効果がないとか、逆効果になって反発されることは、限りなく少なくなります。
2026年02月25日 18:25