そろばんは何級まで続ければいい?有段者が考える一つの目安
「そろばんは何級まで取ればいいですか?」
私はこの質問に対して、少し変わった答えを持っています。
珠算なら、3級を一つの目安にしても十分だと考えています。
実は私自身、小学生で珠算1級まで取得しました。
しかし大人になってから、珠算1級を履歴書に書いたことは一度もありません。人に話すこともほとんどありませんでした。
むしろ今になって思うのは、
「あの時間でもっと暗算を伸ばしていたら面白かっただろうな」
ということです。
3級までは上達することが楽しく、ほぼノンストップで進みました。しかし2級、1級になると問題量や難易度も上がり、合格まで時間がかかりました。
だから練馬そろばん教室では、珠算だけを上へ上へと進ませるのではなく、早い段階から暗算を並行させる予定です。
10級あたりから少しずつ暗算を取り入れ、上達するほど暗算の比重を高める。
そして珠算3級程度まで進んだら、その先は本人の希望も聞きながら考える。
もちろん「1級を取りたい」という子には挑戦してもらいます。
ただ、級を取ることだけがゴールではありません。
「何級を持っているか」より、「実際に何ができるのか」。
私は、そろばんを使わなくても日常でスッと計算できる力を、子どもたちに残してあげたいと考えています。それがその子の未来を、明るくすると思うからです。
2026年10月05日 15:47