そろばん暗算とは?普通の暗算との違いと仕組みを解説
「そろばんを習うと暗算ができるようになるって本当?」
「普通の暗算と、そろばん暗算は何が違うの?」
そろばん暗算とは、頭の中にそろばんの珠を思い浮かべ、その珠を動かすイメージで計算する方法です。「珠算式暗算」とも呼ばれています。
■ 普通の暗算とそろばん暗算は何が違う?
例えば「34+25」。一般的な暗算なら、30+20=50、4+5=9、合わせて59、と考える方法があります。一方、そろばん暗算では、頭の中に34の珠の配置を思い浮かべ、そこに25を加えるイメージで計算します。
数字を分解して考える方法とは違い、珠の配置を利用するのが特徴です。どちらか一方が常に優れているということではありません。
■ 私は子どもの頃、暗算を勘違いしていました(笑)
私は小学3年生からそろばんを習いました。珠をパチパチとはじくと、学校の筆算より速く答えが出る。それが楽しかったんですね。
ところが、暗算は苦手でした。当時は暗算を練習する機会が少なく、先生が読み上げる数字をそろばんなしで計算するとき、私は頭の中で一生懸命に筆算をしていたのです。
「こんなの無理じゃないか!」
実は、頭の中に珠を思い浮かべるという仕組みを十分に理解していませんでした。
■ 大人になって気づいた面白さ
大人になってそろばんを再び練習し、ようやく暗算の仕組みを理解しました。「ああ、頭の中で珠を動かすのか!」
今なら34×5や246×3のような計算で珠をイメージできます。一方、23×36のような計算になると、まだ曖昧になることもあります。だからこそ奥深いのです。
■ そろばんは卒業しても、暗算は卒業しない
私は今、日常生活でそろばんを使うことはほとんどありません。でも暗算は違います。買い物でも仕事でも、数字を使う機会はたくさんあります。
私は金融機関で長年、経営者の方々とお話ししてきました。大切な数字はExcelや電卓で確認しますが、簡単な計算なら頭の中でパッと答えられます。以前、経営者の方に「頭がキレますね」と言われたことがありました。嬉しかったですね。
そろばんは卒業しても、暗算は卒業しない。
■ まとめ
そろばん暗算は、頭の中の珠を使う計算方法です。練馬そろばん教室でも、検定合格だけでなく、大人になっても買い物や仕事で自然に使える暗算力を育てたいと思っています。
2026年10月09日 11:05