そろばんが上達しない原因は?伸び悩んだときの対処法
「そろばんを習っているのに、なかなか級が上がらない」「同じところで何か月も止まっている」
そんなときこそ、私はやさしい問題に戻ってみることが大切だと考えています。
■ 上達しない原因は一つではない
繰り上がりや繰り下がりが定着していない。珠の操作が不安定。正確に解けても時間が足りない。練習が嫌になっている。理由はさまざまです。
原因が違えば、必要な対応も違います。まずは子どもがどこで困っているかを見ることが大切です。
■ 難しい問題より、簡単な問題を速く
私なら、あえて簡単な問題を解いてもらいます。すでに理解している問題を、手が止まらずに解けるようにするのです。
もちろん、それだけですべての難問が理解できるわけではありません。それでも基礎がスムーズになることには意味があります。
■ タイムを測って過去の自分と比べる
先月は20問を5分で解いていた子が、今月は4分30秒で解けた。級が変わらなくても、確かに成長しています。
「前より30秒速くなったね!」「しかも全部正解だよ!」
本人が「自分はできるようになっている」と実感することを大切にしたいのです。
■ 友達ではなく、昨日の自分に挑戦
私は子どもの頃、友達を追い抜くことが楽しかったです。でも、すべての子が競争を楽しめるわけではありません。
周りと比べることで自信をなくす子もいるでしょう。そんな子は過去の自分と比べればいいと思います。
■ 受験勉強でも基本問題は大切
私は塾講師や家庭教師も経験しました。受験では難問に時間を使いすぎず、自分が解ける問題を確実に得点することも大切です。
そろばんでも、簡単な計算を速く正確にできる力は決して小さくありません。
■ まとめ
今できない問題があってもいい。やさしい問題に戻り、正確さとスピードを磨く。そして成長したところを見つけて褒める。私はそんな指導を大切にしたいと考えています。
2026年10月09日 11:21