そろばんに向いている子の特徴は?向いていない子も伸びる可能性
そろばんに向いている子の特徴は?向いていない子も伸びる可能性
「うちの子は、そろばんに向いているでしょうか?」
そろばん教室を検討している保護者からすれば、気になるところだと思います。
数字が好きな子なら、楽しめそう。
でも、落ち着きがない子や、計算が苦手な子はどうでしょうか。
私は、そろばんに向いている傾向はあると思っています。
ただし、最初の性格や得意不得意だけで、子どもの可能性を決める必要はないとも考えています。
そろばんを習うことで、本人の気持ちが変わることもあるからです。
そろばんに向いていると思う3つの特徴
私が特に相性がよいと感じるのは、次のような子どもです。
1.負けず嫌いな子
そろばんには、正確さだけでなく、速さを競う楽しさがあります。
昨日より速く解きたい。
友達に負けたくない。
次の級に進みたい。
そんな気持ちが、練習の原動力になることがあります。
私自身、小学3年生からそろばんを始めた頃、先に習っていた友達を追い抜くことが楽しくて仕方ありませんでした。
級が上がることも、ゲームで新しいステージに進むような感覚でした。
ただし、負けず嫌いな子には、失敗を強く気にする面もあります。
競争ばかりを強調するのではなく、自分自身の成長にも目を向けられるとよいと思います。
2.コツコツ取り組める子
そろばんは、一度教わっただけで上達するものではありません。
同じ計算を繰り返し、少しずつ速く、正確にしていく練習が必要です。
そのため、地道な練習を苦にしない子とは相性がよいでしょう。
ただし、最初からコツコツできる子でなければいけない、ということではありません。
短い練習から始め、できることが増えるうちに、取り組む時間が伸びる場合もあります。
私は、最初から長時間練習できるかよりも、少しずつ練習する習慣をつくれるかを大切にしたいと思っています。
3.数字やパズルが好きな子
数字を見るのが好き。
計算クイズが好き。
パズルやゲームで考えることが好き。
こうした子どもは、そろばんの問題にも興味を持ちやすいかもしれません。
そろばんには、決められたルールを使い、正しい答えを出す面白さがあります。
できなかった問題が解けるようになることに喜びを感じる子には、楽しい習い事になる可能性があります。
運動好きな子は、そろばんに向いていない?
私は、そろばんへの興味が薄く、外で体を動かすことに夢中な子なら、最初は相性を慎重に見たいと思います。
ただし、野球が大好きだから、そろばんには向いていないと決めつけることはできません。
むしろ、スポーツで記録更新を楽しむ子なら、そろばんのタイムアタックも好きになるかもしれません。
例えば、昨日は10問を3分で解いた。
今日は2分50秒だった。
そんなふうに、自分の記録を更新する楽しさは、スポーツにも通じる部分があります。
好きなものが運動か勉強かより、「挑戦することを楽しめるか」が大切なのかもしれません。
パズルが嫌いな子はどうだろう?
数字やパズルが大嫌いな子は、そろばんに興味を持つまで時間がかかるかもしれません。
これは、入会前に考えておきたい点です。
そろばんには計算問題を繰り返す時間があります。
その活動自体を強く嫌がるなら、最初から楽しく取り組むのは難しいでしょう。
だからといって、絶対に向いていないとは言い切れません。
最初は嫌いでも、できる問題が増えることで、気持ちが変わる可能性があります。
ただ、本人が嫌がっている場合には、まず体験してみて、反応を確かめることをおすすめします。
計算が苦手な子こそ、変わる可能性がある
私がそろばんに期待していることの一つが、子どもの自信です。
例えば、学校の算数で計算に時間がかかっていた子が、そろばんの練習を通じて、以前より速く計算できるようになったとします。
すると、算数への苦手意識が少し薄れるかもしれません。
友達より速く解ける問題が出てくるかもしれません。
それが、次の勉強に挑戦するきっかけになる可能性もあります。
もちろん、そろばんを習えば必ず算数が得意になるわけではありません。
文章題や図形など、算数には計算以外の力も必要です。
それでも、計算に自信を持つことには価値があると思っています。
私なら、子どもにこんな言葉をかけてみたいです。
「学校でヒーローになってみない?」
ちょっと大げさに聞こえるかもしれません。
でも、子どもが「自分もできるようになりたい」と思うきっかけは、案外そんな一言かもしれないのです。
私自身、そろばんはゲームのような存在だった
私は小学3年生からそろばんを習いました。
子どもの頃は、計算が速くなることが楽しくて、夢中になって練習していました。
長いときには2時間ほど練習する日もありました。
もちろん、毎日必ず練習していたわけではありません。
親から「練習しなさい」と強く言われた記憶も、ほとんどありません。
自分で面白いと思ったから、続けられたのだと思います。
だから私は、子どもの性格を分類すること以上に、その子にとっての面白さを見つけることが重要だと考えています。
競争が好きなら、記録更新。
慎重な子なら、正確に解ける喜び。
数字が好きなら、少し難しい問題への挑戦。
楽しさの入口は、一つではありません。
体験授業で「向いているか」を判断するとき
体験授業では、次のような様子を見てみてください。
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最初の説明に興味を示したか
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一問できたときにうれしそうだったか
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間違えても、もう一度やってみようとしたか
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自分から質問したり、挑戦したりする場面があったか
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終わったあと、またやってみたいと言ったか
全部当てはまる必要はありません。
初めての場所では緊張する子もいますし、反応が分かりにくい子もいます。
大切なのは、今の計算能力だけで合否を決めないことです。
まとめ|向いている子を探すより、楽しめる方法を探す
負けず嫌いな子、コツコツ取り組める子、数字が好きな子。
こうした子どもは、そろばんを楽しみやすい傾向があると私は考えています。
でも、今は数字が苦手でも、運動ばかりしていても、そろばんを好きになる可能性はあります。
反対に、計算が得意でも、本人がまったく楽しめない場合もあるでしょう。
だから、私は「向いているかどうか」を急いで決める必要はないと思っています。
大切なのは、その子が「やってみたい」と思える入口を見つけること。
そろばん教室を選ぶときも、子どもの可能性を一緒に探してくれる先生かどうかを、ぜひ見てほしいと思います。